飲食店でのバイト経験は、時に忘れられない思い出や貴重な教訓をもたらします。
今回は、そんな経験を持つ人々が語る、信じられないような失敗エピソードを集めました。社長に飲み物をぶっかけた衝撃の瞬間から、初めての経験を共有された奇妙な出来事、さらには忙しい時間帯に同じミスを繰り返すハプニングまで、これらの話はきっとあなたの心に残ることでしょう。
飲食店バイトの世界には、予想もしないドラマが満載です。
【衝撃体験談】飲食店バイトが明かす!やらかした最大の失敗エピソード集
ホントにそうなことあるの?
そう思うようなエピソードを紹介します。
やらかした方は他にもいるので、安心してください。
社長に目がけてぶっかけた
16歳の頃、人生初のアルバイトは居酒屋で面接を受けました。即採用だったのですが、その日出勤だったはずの人が無断欠勤をしたそうでホールスタッフがいないから今から出勤してもらえる?と店長に言われ、その日が初仕事でした。
ある程度の事は教えてもらいながらやっていたのですが、その日は団体予約が3組も入っているとの事で忙しくなる事も覚悟していたのですが、その中の一組は社長軍団だそうで、接客態度など気をつけるように言われました。
遂に予約時間が来てしまい、初出勤の緊張と店長に言われた言葉で余計に緊張が増して視界もぼやけてしまうほどでした。お客様たちは生ビールを頼む方が多く、片手に5個づつなら持てる!と店長に指示され初挑戦したものの...。
手前に座っていた社長と名乗る男性を目がけて盛大にぶっかけてしまいました。その場にいても立ってもいられなくなった私はバイトの制服を着たまま店を飛び出し自宅に帰りました。携帯はエプロンの中にしまっていたので店長からの電話が鳴り止まず、留守電には財布とかもあるし取りに戻れ。とのことでした。数分考えて、とにかく社長に謝ろうと急いで戻り謝りました。
社長さんは常連だったらしく、新人でもそうじゃなくても、そんな時もあるさ!と笑って許してくれましたが、それがトラウマになってしまい、しばらくホールスタッフは出来ませんでした。
初体験を共有された
学生時代の創作和食料理屋…つまり和食居酒屋でのバイト。偏見で申し訳ないですが、飲食店の店員同士の人間関係はかなり乱れています(特にお酒を出すお店で、昼も夜も営業しているような拘束時間の長い場所なら特に)。
高校まで女子校、しかも進学校で校則も厳しかった中で育った私はもちろん男女交際経験無し。お決まりのように和食料理人に初体験を捧げ、あっという間にその話は他のバイトや板前さんたちにも共有されていたのですが、私は全く知らず。私は新陳代謝が良く、よく制服に汗が染みてしまうこともあり、それがまた板前や和食料理人たちに性的だと揶揄されていたのですが、ある日準備中に板前が私の首筋をちょっといたずらでみんなの前で触ってきて、図らずも私は気持ちよくて目を閉じてうっとりしてしまい、すぐに恥ずかしくてその場を離れてトイレに駆け込みました。
どんな顔をしてその場に戻ったら良いのかわからず、ただ店のオープンも迫っていたため冷静を装って持ち場に戻りました。周りは明らかに私に引いていましたが、その日忙しくしていたら普通の日常にあっという間に戻りました。
今だったら「セクハラですよー!」とか笑ってごまかせるのですが、顔を真っ赤にして逃げることしかできなかったうぶな私、可愛い…と思うようにしています笑。
同じミスを忙しい時間に2日連続でやらかした
私は某飲食チェーン店のホールで働いていたことがありました。
おっちょこちょいではありますが、働き始めてから3ヶ月経ち仕事に慣れてきたときの話です。
昼間の混み合う時間に慌ててしまいグラスを割ってしまいました。
責任者の人が忙しいながらもフォローしてくださり、その日の仕事は無事終了。
足を引っ張ってしまい落ち込んだものの、翌日も勤務だったので気持ちを切り換えました。
ここまでならよくある話だと思います。
ですが、その翌日にさらなる悲劇が起こってしまいました。
ピークの時間に再びグラスを割ってしまったのです。
同じミスを忙しい時間に2日連続でやらかしてしまった衝撃で頭が真っ白に。
一緒に働いていた人に謝り急いで片付けをしたのですがやるせない気持ちになりました。
レトルトを加熱して休憩室に連れ込まれた
昔飲食店で働いていたとき、私も容量がよくなく1人で厨房をてんやわんやしていました。その際レトルトを温めようとして誤って鉄鍋の中に入れ、それをさらにレンジに入れて加熱してしまいました。
そこで後から応援に戻ってきた店長がうっかりそれを知らずにレンジから取り出し、あっつ!と言いながら私の方を睨んで「何やってるんだよお前!」と言われ、そのほかにも色々とグジュグジュ言われました。その後私は泣きたくなって休憩室に連れてこられました。
なかなか表に出ていこうとしない店長に対するストレスもあったためか、つい本音をぶちまけてしまいました。あのときは私も泣きっぱなしでとても恥ずかしかったのですが、普段はあまり言わない私がここまで言うかというぐらい愚痴をぶちまけました。
ほぼ無塩の塩タンを提供し続けた
高校生の時、焼肉屋さんでバイトをしておりました。
私は厨房で盛り付けの担当をしており、冷蔵庫からお肉をだしてグラムを測って皿にもりつけ塩やタレをかけて提供するという簡単な作業でした。
しかし私は家庭の事情であまり裕福ではなく焼肉屋さんの焼肉というものをあまり食べたことがありませんでした。
ある日、いつものように塩タンを皿に盛り付けマニュアル通り塩を振って提供したところ、社員さんが提供したお皿を持ち帰りお客様から「塩をかけすぎだ」とクレームがきて怒られました。塩タンの味をしらない私は「塩タンという名前だけど塩はあまりかかっていない料理なんだな、勉強になった!」と思いそれ以降、ほぼ無塩の塩タンを提供し続けました。
塩タンなんてほぼ全員が頼む料理が無塩で出されるお店にお客さんも来るはずがなく、私のおかげで無事に、翌年にはそのお店は閉店しました!
大人になり塩タンの味を知った私は、塩タンを食べるたび当時のことを思い出し申し訳ない気持ちになります!"
やる気がないなら帰れと言われた
わたしは専門学校時代に、ホテルの宴会のバイトをしてました。専門学校同期の子たちと一緒に入ったのはいいですが、わたしには分からないことを聞くということが難しくて、なかなか職場に溶け込めず、苦労しました。ですが、専門学校の単位のため、最低限働いてました。
宴会では、準備で、バーカウンターの設置があります。バーカウンターの中の飲み物や、氷、リキュール、水など準備をして、早めにバーカウンターを会場内にいれるのですが、ここでも、なんのリキュールがどこにあるのかまったくわからなくて、聞けずにおどおどしてテキトーにやりすごしてましたが、それがダメでした。
御局のような人に、「あなたなにしてるの!もう宴会はじまるよ!?もうすぐ仕事あがりだからってテキトーにやればいいと思ってるの!?なんなの!やる気がないなら帰りなさい!」と怒られてしまいました。最初から聞けばよかったとほんとに後悔しました……。
手当たり次第に手を出していた
とあるファミレスのチェーン店でアルバイトをしておりました。
その時にそこそこモテていたので手当たり次第に手を出していたことがあります。
付き合った人や身体だけの関係の人などおりました。
そのバイトの中で相手がいない時期に新しい子を口説こうとしていた時の話です。
私が高校3年。相手が高校1年でした。
結論から言うと振られてしまいました。
しかし後から聞いた話によると、その口説いている状況を実況されていたとのことです。
実況していた相手はマネージャー(32歳)でした。
そのことを知らされたときにめちゃくちゃ恥ずかしい思いをしましたが、なぜそのマネージャーに実況していたかというと、高校1年とマネージャー(32歳)が付き合っていたとのことでした。
調子に乗り過ぎたな。って事と、マネージャーを通報してしまおうかと思ったエピソードでした。
まとめ
飲食店でのバイト経験は、ただのアルバイトを超える学びがあります。この記事で紹介したエピソードは、一見すると単なる失敗に見えますが、それぞれが重要な教訓を私たちに教えてくれます。
やる気のない態度から学ぶ重要性、誤った方法で物事を進めることの危険性、そして何より、失敗から立ち直り、成長する力。これらの物語は、飲食店バイトという一見平凡な仕事が、いかに多くの経験と成長の機会を秘めているかを示しています。
私たちの日常に隠されたドラマに、改めて目を向けてみましょう。