アルバイトは、多くの人にとって初めての仕事の場所。そんなバイトでの経験は、時には笑い話として、時には学びの瞬間として記憶に残ります。
今回は、そんなアルバイトでのドジ談を大公開!サラダをお客様にかけてしまったり、わけのわからない言葉を口にしたり、派手に転んだりと、笑いあり、涙ありのやらかしエピソードを集めました。
バイトのドジ談大公開!笑いあり涙ありのやらかしエピソード集めました
誰もが一度は経験するであろう失敗やハプニングを通じて、人間らしさや成長の瞬間を感じさせてくれます。
お客様にサラダをかけた
百貨店でサラダの量り売りのバイトをしているのですが、バイトをはじめたての頃、大量のサラダを注文され、焦って容器にサラダを詰めてはかりに乗せた時に手が滑ってお客さまにサラダをかけてしまいました。
しかもそのサラダがフルーツサラダでベタベタしており、服についたら取れにくいので、本当にどうしたらいいかわからずパニックになり、溢れたサラダや一緒に売っているハンバーグの容器に垂れたソースを拭く用の汚れた雑巾でお客さまの服を拭いてしまいました。
拭いている途中で自分が汚れた雑巾でお客さまの服を拭いていることに気づき、「申し訳ございません、すみません、ごめんなさい」と自分が思いつく限りの謝罪の言葉を泣きながらお客さまに言いました。本当に泣きたいのはお客さまの方だったと思います。
その後はパニックになりすぎてあまり覚えていませんが、そのバイトをクビになることもなく今も元気に勤めています。
わけのわからない言葉を言った
やらかしというのか分からないですが、21歳の時にコンビニでバイトしていたときの話です。初めてのコンビニのバイトで当時は店員がカップのコーヒーを機械で作らなければいけなくて元々コーヒーを飲まない私はコーヒーに何を入れてどうやって混ぜるかも分からなくて。
私が勤務してる時間は朝の通勤ラッシュの時間で急いでるサラリーマン達がたくさん来てました。もちろんコーヒーを頼む人もたくさんいて、ドキドキしながら初めて1人で習った通りにコーヒーを入れました。
サラリーマンの人が「砂糖入れて」と言われてテンパった私は砂糖とシロップとミルクとマドラーをレジに勢いよく並べて「どれを入れましょう」と訳の分からない言葉を言ってしまいました。
カーブで滑って派手に転びました
バイクでアルバイト先まで通勤していた頃のエピソードです。その日は前日に降った雨のせいで道路が濡れていました。当時の私は濡れた路面をバイクで走ることの危険性を分かっていなかったため、何も気にせずにいつもどおりの運転でバイクを走らせました。
そして、当然と言えば当然なのですが、カーブで滑って派手に転びました。そのとき乗っていたバイクは購入したばかりの新車だったせいか「あ、転んだ!」と理解した瞬間に、体が勝手にバイクを守ろうとして路面と車体の間に上半身をねじ込んでいました。
結果、洋服は汚れてドロドロ。思いっきり擦った肘は血だらけで、服も穴があいて酷い状態。膝も同じくズボンは破れて血だらけ。とても人前に出られるような状態ではなかったのですが、気が動転していた私は何を思ったのかそのままバイトに行きました。
バイト先の警備員さんや社員さんは泥だらけ・血まみれ・洋服ボロボロの私を見て唖然としていました。
フタがしまらず手こずった
ケーキ製造の工場でバイトをしていた時、一人でプラスチックの器にケーキをのせてフタをしていく作業だったのですが、このフタがぴたっとはまらず手こずっていました。しかしベルトコンベアでどんどん流れてくるケーキたち。
大勢で動いているので止めてくださいとは言えない雰囲気です。流れてくるケーキに焦ってしまい、どんどんふたをする私。ちゃんとしまっていないのは分かっているのですが言い出せず、一人でアワアワしていました。最後に箱詰めする人がフタを持ってぱかっと取れてしまいケーキがころりん。
「フタ閉まってないよ!」と遠くで叫ぶ声が聞こえます。「すみません!」と謝りながらも心の中では「そんなこと分かってるよ!!」と私も叫ぶのでした。
注文を全部間違えた
学生時代に飲食店に働いてたときのはなしなんですが、その日はいつも以上に昼間から夜まで忙しくて、休憩時間もそこそこにしか取れない状態で働いていたんですが、もう忙しくて、頭もパニックになっていたんだと思います。
わたしはホールで働いていたんですが、ある団体様がこられたんです。その団体様の注文を全部間違えてしまったことです。人数が隣の部屋の注文とごっちゃ混ぜになってしまってたんです。
もうお客様には待ってもらったりして、迷惑かけちゃうったし、キッチンのスタッフさんたちにはまた作り直してもらわきゃいけなくなってしまったり、食品もロスしてしまうして、ほんとに申し訳ないことをしてしまったといまでも反省しています。
アルバイトをノーブラで出勤
当時20代、飲食店でアルバイトをしていました。行き帰りは自転車。学校、部活、アルバイトの生活でいつもギリギリでバイト先に向かっていました。
その日は部活がおわり、少し仮眠をしてから行くことにしました。自転車でバイト先に向かう途中、なにか違和感を感じました。バイト先に近づくにつれ、嫌な感じがします。なぜか服の中が「スー。スー。」します。
「え。私ノーブラ??うそやろ?」今思うとなぜノーブラだったから思い出せませんが、、私は飲食店の接客のアルバイトをノーブラで向かっていました。
家に戻る時間もなく、、冷汗でバイト先到着。もうあの方法しかないですよね!絆創膏です!(笑) こんなに落ち着かないバイト3時間は初めてです。終わってから剥がす時、こんなに痛いのだと初めて知りました。(笑)
瓶が雪崩れのように落ちていった
学生時代にスーパーマーケットで商品の品出しのアルバイトをしていましたが、翌日に控えた特売商品を破損させた経験があります。瓶に入ったインスタントコーヒー10個ほどを1セットで積み上げて用意していたときのことです。
お客様が届く高さまで積み上げることになっており、店舗の裏口でいつも通りに作業していました。準備できたところで翌日売場にすぐ出せる位置まで持っていくときにアクシデントが発生します。載せていた台車の車輪が壁のでっぱりに引っかかって瓶が雪崩のように落ちていったのです。
その光景を目の当たりにしたとき時間が止まったように見えて、気づいたころには終わったと思いました。全損は免れましたが閉店1時間前のことで、良品を見分けながら後始末したときは焦燥感と後悔の念で押しつぶされそうになったのを覚えています。
責任者からは次回以降気をつけるようにと優しくフォローしてもらったことで救われたのも記憶にあります。
全商品を誤って半額設定
私はスーパーでアルバイトをしていた時、初めてセール商品の価格設定を任されました。
しかし、操作方法を間違え、全商品を誤って半額に設定してしまいました。店内は一時的に大混乱に陥り、お客様とスタッフの間で混乱が生じました。修正には時間がかかり、その間に多くの商品が安値で売れてしまいました。
この出来事は私にとって大きなショックでしたが、店長は優しく対応してくれ、正しい操作方法を丁寧に教えてくれました。また、この経験は他のスタッフにも注意喚起となり、以後このようなミスは発生していません。
私はこの失敗から、細部に注意を払い、新しいタスクには十分な準備をすることの重要性を学びました。失敗は恥ずかしいものですが、それを乗り越えることで成長できると確信しています。
お持ち帰り用の弁当に入れ忘れ
飲食店での話にはなりますが、当時とても苦手な方が1人いました。別に向こうも何をするというわけでもなく、だけどなんか私は彼女が怖いなと思ってしまっていました。
するとそのことが気に入らなかったのか、きつい言葉を浴びせられ周りに言いつけられたりとされました。と事件はここからです、お客様のお持ち帰り用の弁当に入れ忘れが発生してしまいました。従業員にもやらかしてお客様にもやらかしてしまったと思うととても恥ずかしかったです。
弁当の入れ忘れ、中身忘れでは当日の私はよくやらかしていたので疑われてもおかしくないぐらいとてもショッキングな出来事でした。お客様は2度とこんな店で買っていかないだろうなと思うし、従業員一同が恥を受けたわけですから到底許されないでしょう
ガチに問題を解きすぎた
大学に入ってすぐ、某予備校の試験監督のバイトをしていました。まわりは家庭教師のバイトをする人が多かったのですが、試験監督は事前準備も要らず、その日に行ってその場にいるだけでお金がもらえる、超楽じゃん!という事で、そちらの募集に応募しました。
甘く見ていました。受験生時代はどのくらい長くても足りないとおもっていた試験時間が、試験監督になると超絶暇な時間になるということを。もちろん普通に時間をつぶす分にはどうってことない時間ですが、試験監督はスマホや本などの持ち込みが一切禁止。しかも寝ることができないので、私は最終的に、余った試験問題を自分も解いて時間をつぶすことにしました。
当時、大学1年生。去年まで受験生でした。その頃の記憶か、あまりにガチに問題を解きすぎて、見回りなどを一切せずにのめりこんでしまいました。見回りしていないのはすぐ上司にバレましたが、まだ日が浅かったので「気持ちは分かるけど仕事しよう」と叱られるだけで済みました。
無駄に働いた
同じ施設で掛け持ちのバイトをしていた時です。シフト制だったため、毎回時間が違いました。そこでいつもならプリントや写真など時間を確認していましたが、何故かその時は時間を確認しませんでした。
先週と同じ時間だろうと思った私はその時間にバイト先に行きました。すると一緒に働く人達が不思議そうな表情を浮かべていたので、何かありましたか?と聞くと今日休みと知りました。
1人でパニックでアタフタしてました。写真上のシフトと後からもったシフト表が違っていたのです。何も気づかなかったため無駄に働いてきました。いい職場だったので笑って許してくれました。
ちゃんとバイト代も出て良かったです。何にちかはいじられ笑われました。
気づかないままスタートボタン
初めて飲食店でアルバイトをした日のこと。ドリンク店で店長に仕事を教えてもらいながら、仕事をしていた。次々とお客さん注文が入り、私はとても焦っていた。
そんな時、レシピを覚えたばかりのスムージーの注文が入ったので、私が作ることに。ミキサーの中に、マニュアル通りの材料を正確な分量入れて、セットした。しかし蓋をするのを忘れてしまっていた。私はそれに気づかないままスタートボタンを押してしまった。
中の材料は全て飛び散り、器具が酷く汚れてしまった。私は何が起こったのか、どうしてその状態になったのか分からなくなってしまい頭が真っ白に。店長や先輩方のフォローで、落ち着きを取り戻し、作り直すことができた。
初めての仕事、初めて扱う道具、切迫した焦りが揃うと、思いもよらないミスをしてしまうことを経験した。
まとめ
アルバイトでの失敗やハプニングは、時には恥ずかしいものですが、それらは貴重な経験として私たちの成長に役立ちます。今回紹介したドジ談は、ただの失敗話ではなく、そこから得られる教訓や、人間関係の中での温かいエピソードも含まれています。
これらの話を通じて、働くことの大切さ、チームワークの重要性、そして何よりも自分を笑い飛ばすユーモアの大切さを思い出させてくれます。バイトの失敗は、単なるやらかしではなく、人生の貴重な一部として、いつかは楽しい思い出に変わるでしょう。